
基本的なストレッチの効果
疲労回復効果
ストレッチには様々な嬉しい効果があります。まずは基本的な効果についてご紹介しますね。ストレッチで身体を動かすと、血行が促進され、身体のコリなどの疲労が回復される効果が期待できます。肩こりなどが気になっている方や、忙しくて身体を動かす機会がないという方は、ストレッチで軽く身体をほぐしてあげましょう。効率的に疲労を回復させるためには、安静にするだけでなく、適度に身体を動かしてあげることも大切です。
リラックス効果
またストレッチにはリラックス効果も期待できるので、「疲労感がすごいのに眠れない」という方におすすめです。ゆったりとしたストレッチは副交感神経を活発にするため、身体をリラックス状態に導きます。夜眠る前や、疲労感を感じたときなどに軽くストレッチを行うと効果的です。
身体の柔軟性がアップする効果
元々身体が硬い方であっても、ストレッチを続けることにより柔軟性は少しずつアップしていきます。身体をやわらかくすることは、怪我や肩こり、疲労感などの軽減につながります。さらにストレッチ等で身体の柔軟性を高めておくと、血流が良くなるため、冷え性や慢性的な疲労感等への改善効果も期待できます。疲労回復効果だけでなく、予防にもつながるのです。
最初は身体が硬くて思うように動かすことができなかったとしても、少しずつ継続してけば次第にできるようになっていきます。大切はのは無理をしないこと。無理をすると逆効果になったり身体を傷めてしまったりすることもあるので、自分のペースで無理なく行うようにしてくださいね。
疲労回復に効果的なストレッチ【おしりのストレッチ】

初心者の方でも簡単にできるおしりの疲労回復効果が期待できるストレッチをご紹介します。おしりのストレッチは、デスクワークなどで腰やおしりに疲労が溜まっている方におすすめです。腰痛対策と疲労回復に、ストレッチを役立てていきましょう。
椅子に座って行う疲労回復ストレッチ
椅子に座った状態で行うストレッチは、休憩時間などちょっとした時間に気軽に行うことができます。オフィスでも疲労回復できますね。
- 椅子に腰かけた状態で、片方の足のかかとをもう片方の足の膝の上に置きます。
- 乗せている方の脚を両手で持って(支える部分はかかととふくらはぎです)上に持ち上げます。
背中をしっかり伸ばした状態で行うのがポイントです。 - 両足行いましょう。
横になって行う疲労回復ストレッチ
- まず仰向けに横になります。
- 片方の足を曲げた状態で、もう片方の足のひざの上にかかとが来るように乗せます。
- 伸ばしている方の足側の手で、曲げている足の膝を持ち、ぐーっと方の方に引き付けるように倒します。
- この状態を30秒ほどキープします。
- 両足とも行いましょう。
疲労回復に効果的なストレッチ【背中のストレッチ】

続いて、初心者の方でもできる背中の疲労回復ストレッチをご紹介します。背中のストレッチは肩がこりやすい方におすすめです。背中はだるさや疲労感を感じやすい場所なので、しっかりストレッチでほぐして回復させてあげましょう。
床に座って行う疲労回復ストレッチ
- まずはあぐらをかいて床に座ります。
- 腕を前で交差されたら、ひざをつかんだ状態で、頭を内側に入れるように背中を丸めます。
- その状態からゆっくりと、身体を起していきます。
このときに、肩甲骨を動かすことを意識して行うと効果的です。
椅子に座って行う疲労回復ストレッチ
- 椅子に腰かけた状態で、しっかり両足を床につけます。
- 上半身を左右どちらかにひねります。
- 「これ以上はひねることができない」というところで30秒ほどキープします。
- 左右どちらも行いましょう。
ストレッチで効果的に疲労回復しましょう!
どれも初心者の方でも簡単にできるものばかりなので、あまり普段ストレッチをしないという方も、ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。毎日のストレッチで溜まった疲労を回復させましょう!